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近鉄バス百科 車両篇3(観光バス)

旧2000番台 スーパーハイデッカー(サロンカー)


中扉付きが珍しい

鳥飼営業所にて 1995.3(らじめにあん氏撮影) *写真を押すと拡大表示します

 【社内番号2103/VISTAII】 登録番号:大阪22あ5433→奈22か1115
 車種:日野ブルーリボン・グランデッカ 車台型式:P-RU638BB 年式:1986年
 エンジン:EF750型・V8無過給243kw(330ps)
 サスペンション:前輪独立懸架・後輪車軸懸架式空気バネ
 車体サイズ(長×幅×高):11990×2490×3550(mm)
 定員:乗客40+乗員2=42名 所属:布施営業所→奈良営業所

 1986年に3台が登場した、スーパーハイデッカー。2階建てバスに続く看板車として登場したものです。
 車体は、スケルトン構造で従来のフルデッカーよりも背が高くなっています。足回りは前輪に独立懸架を採用しています。外装は、2階建てバスに準じたカラーで、これは後に高速バスにも採用されており、とりわけ初期の続行用車はまったく同じものでした。
 車内は、前方に30人分の前向きリクライニングシート、後部はソファを置いたサロン(10席)としています。また、サロンから直接乗降できるように、中扉を備えています。これは当時のサロン観光バスではよく見られた仕様です。なお、トイレはありません。
 室内灯は、天井にシャンデリアがあり、前よりのシートには、荷だな下にも蛍光灯が装備されます。自動車電話、ボトルクーラー、アイスストッカ、LDカラオケ、VTR、モニター(2台)を設置、面白い設備としては、前方の風景を映し出すカメラとサロンの様子を撮影するカメラをそれぞれ搭載している点でしょう。
 装備満載のサロンカーでしたが、こういう車は次第に求められなくなり、汎用性を考慮しながら、トイレを設置したセミサロンの新車に置き換えられ1994年に引退しました。

(最終更新:2003.1.1)

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