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近鉄バス百科 車両篇1(一般路線車、過去の車両)

4000番台 大型路線バス


爆音RTのロングバージョン 角張った後面がRTの特徴

(左)花園駅前にて 1995.2.5 (右)4855号車[標準色時代] 四条畷にて 1995.2.3
*写真を押すと拡大表示します

 【社内番号4858】 登録番号:大阪22あ4947
 車種:日野ブルーリボンRT 車台形式:K-RT226AA 年式:1983年
 エンジン:EM200型・直6無過給165kw(225ps)
 サスペンション:前輪・後輪車軸懸架式板バネ
 車体サイズ(長×幅×高):11120×2490×3015(mm)
 定員:乗客84+乗員1=85名 所属:八尾営業所

 1983〜5年に導入されたスケルトン大型車です。これまでの大型バスは、車体を骨組みと外板で支える「モノコック式」でしたが、骨格で車体を支え、軽量化や窓の大型化を実現できる「スケルトン式」に代わりました。日野はこの構造のバスをいち早く製品化、近鉄もモデルチェンジに合わせてこのタイプに替えました。
 車体は、その後の主流である3000番台の車両にくらべて、外観上は側窓が2段式であること、リヤが角張っていること、エンジングリルが左側にある点で見分けが付きます。なお、2段窓の構造は、標準仕様は2連1組ですが、近鉄や関西の事業者では、1連ずつ独立した柱をもったものが好まれました。
 エンジンは、従来の水平式をやめ、直立式のものになり、排気量は小さめになっています。エンジンの音が元気良く、「爆音バス」の別名もあります。なお、このRTは採用事業者が少なく、同じ車体で旧式(RC系)のエンジンを載せたHT系が登場すると、主流はそちらに移っています。近鉄でも、RTは12台(1983年に短尺5台、長尺6台。1985年に長尺1台)の導入にとどまっています。なお、1985年に1台だけ入った車は、昭和58年排ガス規制になり、エンジンルーバーや窓周りの処理などが若干異なっていました。
 なお、4855号車は晩年、信貴山上線専用としてリヤに寅の絵が描かれていました(下写真)。 

寅バス イマイチな絵です

寅バスになった4855号車 1998.2(らじめにあん氏撮影) *写真を押すと拡大表示します

(最終更新:2005.1.1)

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